7月のカレンダー更新と「美味しい」について考える。
こんにちは。明日から7月ですね。この辺は雨も降らず、さくらんぼにはいい状態の天気ですが、昨日の札幌は大変だったようですね。局地的な豪雨や竜巻などはこれからもあるのかなと心配になります。温暖化の影響が大きい気がしますが、自分でもできる小さな事をやめずに取り組んでいければと思っています。
なんて書いていたらもう7月5日になってしまいました。カレンダーの掲示は済んでいるのですが、お知らせが遅くなり申し訳ありません。
まずはカレンダーです。
先週からいちごサンド登場しています。ご予約はクリームの管理が難しいため承っていませんが、先週もすぐに売り切れることはなく、土曜日はサンドのパンを白パンとして販売するくらいの感じでした。なので、遅くなければ大丈夫くらいな感じかと思います。ただ、どうしても食べたい場合はお早めの来店をお願いします。早く来て頂いた方が品揃えは多くありますのでおすすめです。
先日、気になっていたパン屋さんからお取り寄せをしてみました。電話での注文だったので、30分以上ツーツーという話し中と格闘し、ようやくつながって注文をすることができました。気になるパン屋や焼き菓子などは向学のため(ただ食べたいだけ?笑)に注文したりしてます。
数日後届いて食べてみたんですが、冷凍のものをそのまま解凍しただけなのに衝撃的な美味しさだったんです。これはうまい!と口から出てしまいました。値段もある程度しますが、リピートは決定だなと思いました。今まで気になるパン屋さんのお取り寄せはしているのですが、又取り寄せようと思ったのはこのお店ともう一軒くらいです。道内では又行きたい美味しいパン屋さんは結構あるんですけどね。
ただ、衝撃的に美味しいものは食べ続けると感動は薄れてしまうだろうし、さらに感動するものを求めるのが私みたいな欲深い人間だなと思っています。きっと半年後くらいには又そこのパンを注文しているかもしれませんが。
そこで考えてみたのですが、うちのパンは衝撃的な美味しさではないなと。確かに材料も吟味して丁寧には作っています。一つ一つのパンを大事に作ってお出ししているのですが、そこまでではないだろうと。私的には「ほっこり美味しい」くらいは目指したい。
普段食べているものの美味しさは、食べ物以外にも美味しさの要素がある気がします。
「休日の朝に一人でゆっくり食べるパンの美味しさ」
「忙しい朝の中、お家の人が焼いてくれたパンの美味しさ」
「今日は贅沢に厚切りトーストの美味しさ」
「外の美味しい空気とともに食べる自家製のサンドウィッチ」
などと、どこで食べるかとか誰と食べるかとかどんな気持ちで食べるとか、空腹で食べるとか。
笑顔でよりそうパン屋と出していますから、「あー美味しかった。」くらいの満足感と又来たいなと思えるような雰囲気作りはしていきたいと思っています。
うちの店にできることは、美味しさのベースをしっかり作るということくらい。
泣きながら食パンを食べる日だってあるかもしれませんし、気分が沈みがちでも何か食べなきゃと思ってパンを食べる日もあるかもしれません。
そんなときにも「ほっこり美味しい」気持ちになれるパン作りをしたいのと、来てくれるお客様が一人でも笑顔で帰れるようなパン屋にできればと思っています。
そう考えるとうちのパンは「美味しい」と思って出してはいますが、「ほっこり」位だなと思って食べてもらえると嬉しいです。
原材料の高騰など大変なことは多々ありますが、進化しつつも変わらないところは変わらず頑張っていきたいと思います。
今週も宜しくお願いします!今11:10位です。パンもりもりありますー!
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