7月の営業と食パンの値上げについて
おはようございます。シーヅブランです。2022年も折り返しの7月に入りました。いよいよ夏本番ですね。うちのさくらんぼは赤さも十分。例年同様とっても美味しいさくらんぼができました。今週から販売していますので、ご興味のある方はどうぞ。
ブログの更新がなかなかできずすみません。ブログを書くとなると、それなりのネタやお話しできることがないとと思ってしまい、ゆっくり向き合う時間が作れずにいました。今日は今月の営業のお知らせと食パンの値上げ、今後の方向性についてお知らせします。
まずは今月の営業です。日数が若干少なめで申し訳ありません。更年期の症状もあり、無理ない程度に行います。ご了承下さい。
次に食パンの値上げについてです。店頭のシーヅブラン通信ではお伝えしていたのですが、食パンの値上げと今後の方向性をお伝えします。買って頂くお客様に方向性を示すことで、安心をして購入頂けるかと思い、ただの値上げというお知らせだけにしないように考えました。
1,値上げする商品(7/21木曜日から)
シリパ山~1斤330円→360円 2斤660円→720円 半斤170円→180円
頂白山は据え置き。
2,小麦の値上げ状況と頂白山据え置きの理由。
今回、うちの定番商品である「頂白山」「シリパ山」の2つについてどうしても対策をとらなければならない状況になってきました。作れば作るほど赤字になるのは経営としても健全ではないと言うことで、方策を考えることにしました。
小麦の状況では、オープン時と比べ頂白山の粉「道春」は約27%。シリパ山の粉「アヴァロン」については16%値上げになっています。と言っても他の材料の状況もあるので、すぐに値上げという事にはならず今まで頑張ってきました。半年に一回小麦の値段の改定があるのですが、今回はロシアとウクライナの戦争の影響は加味されていない値上げとのことで今後さらなる値上げが予想されます。情勢が見えない中なのですが、更に小麦や油脂など色々なものの物価の上昇が考えられそうです。
頂白山の据え置きの理由です。オープン当初420円で販売していた頂白山ですが、1年後に20円値上げをさせてもらい、現在1斤440円での販売を行っています。自分が一消費者で考えたときに「1斤500円以上する定番のパンをいつも買うだろうか?」と考えたときに疑問が出てきたのです。オープン当初からの看板商品である「頂白山」「シリパ山」はどの営業日にも欠かさず置いていて、たくさん焼いてきたパンです。私にとっても愛着のあるパンたちでもあります。食べ飽きない、長く食べてもらえるパンをと思い作ってきたパンです。値段は世の「高級食パン」並みの値段はしていますが、パンの重量、材料のこだわりを見てもらえれば、この値段でぎりぎりでした。ここ最近では、他の物価高の影響がうちの店でも感じられるようになり、頂白山よりシリパ山の方が売れ行きがよくなってきているというのが事実です。中には「高くなっても買うよ。」と言ってくれるお客様もいらっしゃいますが、自分が疑問を持ってしまったことをそのままお客様に押しつけるわけにはいかないと思ったのがその理由です。なので、できる限り頂白山については現在の価格を維持すると言う結論に至りました。
3,今後の方向性
頂白山については、そのままの状態では作るほどもうけがない形になるので、今使っている粉をベースに他の美味しい粉を探して混ぜて作ることを考えています。他の粉と言っても、道産の美味しいと言われている品種の粉を見つけて、試作して納得したものを出したいと思っています。それまでは今まで通りのものを提供しますので、ご安心下さい。シリパ山については、30円の値上げ。値上げの限度を1斤380円までとし、それ以上の材料費高騰となったときは頂白山と同じ方法で対処をします。
本日久々に金曜営業ですが、とっても静かです。(笑)これから宣伝しますのでよければご来店お待ちしてます。
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